かべ設計スタジオからのお知らせ・新着情報

今年度は技術力ＵＰの年。

ツーバイフォー協会に入会し社員は基礎から勉強、そして耐火建築の資格を取り、設計の幅を広げていきます。

大井町駅に隣接するきゅりあんで開催された平成25年度『特殊建築物等定期調査報告実務講習会』を受講しました。

港区を始め多くの区市町村の施設、民間施設を調査させて頂いていますが、昨年の10月福岡県で発生した病院火災で10人の尊い命を奪われましたが、建物の点検、使用改善が出来ていれば防止可能でした。痛ましい事故防止の為に重要な業務です。

平成25年度国土交通省の住宅省エネ技術設計者講習会に参加しました。

平成25年10月1日に新省エネ法が施行されましたが、1年半の経過措置が徹底されています。よって平成27年4月以後建設される住宅は省エネ法の適用が義務化され、各戸の性能を計算し確認申請と同様に申請が義務化されます。

その手法としては、建築による手法（断熱材を厚くする、日除けを効果的に設けるなど）設備による手法（ソーラーの設置、高効率な機器の採用、ＬＥＤ照明など）、そして住まい方（開口部の開閉・・電動シャッターで熱を逃さない、設備の適切な運転、メンテナンスなど）があります。

この講習会は理論を知り、申請用計算方法を学び最後に考査がありました。合格点が取れないと講習修了者が頂けないシステムになっています。

1月27日、東京都建築士事務所協会港支部有志による勉強会に参加しました。3.11時に九段会館において天井落下事故が発生し多くの命を奪うことになってしまいました。あまり報道はされませんでしたが川崎市の音楽ホールでも同じように天井落下事故がありましたが、幸いなことに閉館されていた為大事故に繋がりませんでした。

一方東北、北関東の学校施設をはじめ多くの公共施設などの天井高さが高く、大空間のプール、災害時の避難場所になる体育館でも1000件以上の天井落下事故が発生していました。

事務所のある港区でも既存建築物の天井落下対策を早急に検討しているところです。（国土交通省から昨年告示771号が出されています）

今回は耐震天井には先進的な株式会社桐井製作所の展示室（西葛西）を訪問し、実物の天井した地材の見学や、告示771号に関する勉強会を開催して頂きました。

東京都耐震フォーラム

木造耐震診断をする立場としてフォーラムに参加しました。

フォーラムでは「あなたと家族を守る～建物と心の耐震対策～」防災システム研究所　所長　山村　武彦　氏の講演を聞き、以後耐震相談相手として都民に耐震診断を受ける為の流れや、各自治体からの助成制度等の説明を行いました。